小学生の頃、「ここの学校の七不思議は何だろう」と、友達同士で七不思議を探っていた人も多いんではないでしょうか?
7つを見つけてしまうと呪われてしまう、なんて噂もあったり、不思議な事や怖いものに興味を持つきっかけになった人もいると思います。
今回はそんな七不思議についてのお話です。
一般的によく言われる七不思議は、トイレの花子さんや音楽室の肖像画が笑うとか、理科室の人体模型が動いたりなどがあげられます。
これらの七不思議は、学校生活にスリルと神秘を加えるもので、多くの子供たちが話題にする事だと思います。
そんな七不思議はそれぞれの地域によって出来上がった七不思議もあるようなので、そのいつくかを紹介します。
雪女伝説の学校版 (北海道)
北海道の厳しい冬を背景に、雪女が学校の古い校舎に現れるという話です。雪女が生徒を誘い込む、あるいは雪で作られた芸術作品を作るといったバリエーションがあります。
鬼神伝説と結びついた学校 (九州)
九州地方には、古来より鬼神信仰が根強く残る地域があり、その地域の学校では、鬼神が学校を守護神として祀られている、あるいは鬼神の姿を見たという話が伝えられています。
古い洋館の秘密 (関東地方)
関東地方の古い洋館を持つ学校では、その建物の中に幽霊が住んでいる、あるいは建物の中に隠された秘密の部屋があるといった話が聞かれます。
古墳と学校 (近畿地方)
古墳が学校敷地内にある地域では、古墳の中に古代人の魂が宿っている、あるいは古墳から不思議な光が漏れるといった話が伝わっています。
山の精霊と学校 (中部地方)
山々に囲まれた学校の近くには、山の精霊が住んでいるという言い伝えがあり、その精霊が学校に現れたり、生徒にいたずらをしたりする話が聞かれます。
海に面した学校の怪 (四国地方)
海に面した学校では、海から現れる幽霊や、海中に眠る宝物の話が伝えられています。
島ならではの精霊 (沖縄)
沖縄の島々には、それぞれの島に伝わる精霊がおり、学校の周辺でその精霊を見たという話が聞かれます。
これらの都市伝説が生まれる背景には、地域の文化や歴史: 各地域の文化や歴史的な背景が、七不思議の内容に大きく影響を与えているんだと思います。
そして何より子供達の想像力ではないでしょうか? 子どもたちは豊かな想像力を持っており、日常の出来事や見たものを大きく膨らませ、新たな物語を生み出すことがあります。
学校の七不思議より子供たちの想像力の方がミステリーかも知れませんね。
でわでわ。