黒い目の子供たちはアメリカで起きた都市伝説で、Black eyed Childrenまたは、Black eyed Kids、略してBEC、BEKと言われています。 黒い目の子供たちを目撃した人からの情報だと、6歳から16歳くらいの姿で、肌は青白く、白目がない真っ黒な目をしていると言われています。
初の目撃事例は、1998年にジャーナリストのブライアン・べテルさんが夜21時頃、映画館の駐車場で車を止め、車内で探し物をしていた時に窓を叩く音がして、外を見てみると二人の子供たちが立っていた。二人ともパーカーを着ていてフードを被っていたそうです。
そのうち一人が「映画を見に来たんだけど、財布を忘れたから家まで乗せていってほしい」とべテルさんに頼んできました、お金をめぐってのトラブルに巻き込まれると思ったのか、何か恐怖を感じたそうです。
子供たちはその恐怖を感じ取り安心させようとしたのかは、わかりませんが「そんなに家までは遠くありません、銃も何も持っていません」と言ってきたそうです。べテルさんの視線が子供たちに戻った時、その違和感が魂が震えるような恐怖感に代わりました。
子供たちは二人とも真っ黒な目でべテルさんを見つめていました。べテルさんは車には乗せられないと拒否をすると強引に車のドアを開けようとしてきた為、車を走らせ駐車場から出ました。
子供たちを確認しようとバックミラーで見たんだけど、姿は無く確認できませんでした。べテルさんはジャーナリストであり、この体験談をコラムに書き、それがネット上で一気に広まり、同じような体験をしたという人たちがすごく多い事から都市伝説として広まっていった。
こちらの本の著者デビッド・ウェザリーさんは、超常現象の研究科で、BEKに遭遇した、たくさんの目撃者たちを調査しています。
黒い目の子供たちとの遭遇に関する数多くの報告の1つに、アデルという女性が自宅の比較的安全な場所にいた事に関するものです。彼女はその出会いを次のように説明しました。
寝室で本を読んでいると、午後11時ごろノックの音が聞こえ、ゆっくりとした絶え間ない音でした。ベッドから起き上がり窓の外を確かめると、驚いたことに二人の子供がいました。私は窓を開けて、こんな夜にどうしたのと尋ねました。彼らは「入らせてください」と言い、私は「何のために」と答えました。
子供は「トイレを貸してほしい」と。
10歳くらいの子供が、夜のこの時間に見知らぬ人の家のトイレを使いにくる事に何か変な感じがしたので、ノーと断り窓を閉めました。ガラス越しに彼らを見たら、こちらをまだ見ていたんですが、彼らのような目をした人間を見た事がありません。完全に真っ黒な目をしていました。
そして、ひどい不安と恐怖に取り囲まれました。と、アデルさんは証言しています。
アメリカ全土に広がる都市伝説ではあるんですが、デビッド・ウェザリーさんの調査によると、様々な国でもこの現象が起きているそうです。
もし、子供に声をかけられた時はしっかりと目を見てお話しましょう。
でわでわ。
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