ミステリーレコード

あなたが今まで知らなかった不思議な世界。それは、あなたの心を大きく広げてくれるかもしれません。このブログでは、古代の謎から現代の怪奇現象まで、幅広いテーマで、あなたの心を惹きつけるようなミステリー世界を紹介していきます。

未確認潜水物体

人類はいまや、大西洋の事よりも月のことの方を詳しく知っている。地表の五分の四は海洋である。そして、人類が調査し地図の制作部分は、そのごくごく一部に過ぎない。

私たちの知る限りでは、大洋はSF作家の想像力ですら貧弱に感じさせるほどの大きさや性質をそなえた、途方もなく複雑怪奇な生命体に満ち溢れているかもしれない。と未確認飛行物体および超常現象の研究家のジョン・A・キールさんは言っています。

 

そんな未確認潜水物体や海底の超常現象をキールさんの本「不思議現象ファイル」を元に紹介します。 

 

奇妙な物体や生物が海底で沢山の目撃情報があり、アメリカ政府は上空で見られる多くのUFO現象よりも遥かに重大視している。

 

1969年1月、海軍は極秘の原子力潜水艦(NR-1)の存在を明らかにしました。

f:id:recovery627:20210603012701j:plain

従来の原子力潜水艦は100人以上の乗員を収容するのに対して、このNR-1は7人乗りだ。そして費用は1億ドル。大洋の底の、商業的、軍事的可能性を調査する為と海軍は言っています。

この計画は全面的にトップシークレットに指定され、実際どのような事に使われ調査しているのかは推測する以上の事はできない、その推測として、彼らは国籍不明の未確認潜水物体を探索しているのだろう、未確認潜水物体が、事実存在することを示す証拠は豊富にあるという。

 

1960年代を通じて、多数の海洋調査隊が、その装置で海底の理解し難い異常な現象の数々を探知した。現在知られているどんな潜水艦よりも大きな、ピカピカ光る金属物体が、オーストラリアと南米の沿岸に浮上し、軍が海と空から大規模な調査をおこなったにもかかわらず、何の手がかりも得られなかった。ソナーが感知したある水中物体は、信じられないような速度で移動していた。どんな魚類や、人が作ったどんな潜水艦もとうてい及ばぬ速度だったのである。

 

アトランティスの存在は現時点でも議論の分かれるところだろうが、大洋の深みには不思議な機械物体や動物体が存在する事実を私たちは突き止めている。

 

1964年、ケープ・ホーンの西方でおこなわれた一連の調査で海洋調査船「エルタニン」号の科学者たちは特殊カメラを海底に下ろし、1万3500フィートの深さで一個の怪奇な機械装置を撮影した。それはアンテナ状の突起物の出ている複雑な形態の機会だった。

「それが人造物だとは、言いたくない」と、発見者の一人であるトーマス・ホプキンズ博士は言う。「なぜなら、人造物だとなると今度はそれがいったいどうしてそんなところにあるのか」という問題になるからだ。と、ここまでは不思議現象ファイルに書かれている事なんですが、後々、海綿と判明したそうです。

 

エルタニン・アンテナ(Wikipediaより)

 2003年に水中音響学者のトム・デマリィが、1960年代当時エルタニンに乗船していたA.F. アモスにこの物体について照会したところ、この物体はすでに1971年、Bruce C. Heezen とCharles D. HollisterによってCladirhiza concrescens(肉食性カイメンの一つ)という学名で記載されていることがわかった。このHeezenとHollisterの本には、エルタニンの撮影した写真と並んで、1888年アレキサンダー・アガシーが航海記『Three Cruses of the Blake』に掲載したスケッチも載せられていたのである。

Cladirhiza concrescensについて、この二人の学者は「何となく宇宙的なアンテナにも見える」海綿だ、と記している。アガシーはこの海綿を「長い茎が、泥に深く埋もれた枝分かれした根につながっている。茎には4-6個の棍棒のような付属物のついたこぶがある。それら海綿は、間違いなく、海底の広大な平野を覆っているのだ」と記録していた。以上のことから、この謎の物体が我々にとって未知の文明がもたらしたものだ、という主張は退けられ、これは非常に奇妙な形状をしているものの自然界の産物であることが明らかになった。

 

海中をうごめく未知の物体

アルゼンチン、ブラジルおよびヴェネズエラの海軍は、しばしば謎の潜水艦を探索するため動員されるが、その探索はいつも不成功に終わっている。同様の種類の未確認船舶が、オーストラリアとニュージーランド付近にも出現したが、目撃した専門家たちはそれがすでに知られている潜水艦であることを確認できずに、ただ当惑するばかりだった。

 

1965年1月12日 DC3型機のパイロットが、ニュージーランドのヘレンスヴィル近くの浅い湾内に一個の奇妙な細長い物体を発見した。彼は最初、岸近くに打ち上げられた灰白色のクジラかと思って、確認のために降下していった。ところが、近づくにつれてそれが一種の金属物体であることを悟ったのだ。ここに彼の報告を掲げる。

1、それは完全なる流線形で、左右対称型だった。

2、それは平面的突起的とを問わず、船外にコントロール装置をもっていなかった。

3、それは金属のように見え、船首から全長の半分まで行かない位置の頂上に流線形のハッチらしいものがあった。

4、それは湾の砂地に横たわり、その流線形状から前後を判断するなら、南の方角に船首を向けていた。

5、その形状は通常の潜水艦ではなかった。

6、その全長は推定約100フィート(約30メートル)最大幅の部分で、直径15フィート(約4.5メートル)あった。

7、その物体は水深30フィート(約9メートル)にみたぬ所に横たわっており、極めてくっきりとその輪郭を認めることができた。

 

海軍当局の会見によると、この物体は少なくとも従来型の潜水艦ではなかったようだ、なぜなら、この湾には普通の潜水艦なら入り込めないからである。

 

同じくニュージーランドの南部バギッド諸島沖で1965年11月13日午前12時30分に二人の漁夫、ハニングさんとジョンスンさんがこれらの一隻を見たそうです。

 

彼らの船、エレオネアイ号から約270メートル程の海面に浮かび出ると、先細の構造物を海面上5メートルほどの高さに持ち上げた、潜望鏡、手すり、その他、従来の潜水艦についてるような付属物は一切なかった。数秒後に海面は泡立ちはじめ、物体は沈んで見えなくなった。目撃者たちは当然の義務として、この事実を海軍当局に報告した。

海軍参謀長代理は、のちに「その物体が潜水艦であったとはとうてい考えられない、なぜならそれは、潜水艦にとって絶対的に危険な暗礁水域で活動していたからだ。それに潜水艦がその領域に入り込む論理的必然性がないのである」と語っています。

 

過去数年にわたって怪潜水艦を入り江や港の中に追い込み、袋のネズミと確信するが、そのたびに怪潜水艦は出現したとき同様、まるで溶けるように消滅、逃げ去ってしまうのだ。

 

水中へ飛び込む怪物体(シャグハーバーUFO事件)

UFOが空から湖や海の中へ入っていくのを見たという報告が、現在までに何千件も集められている。このような事件が起きた時、多くの場合、墜落機の大掛かりな捜索が開始されるが、一件の例外もなく、墜落物体の痕跡は発見されたためしがない。その典型的な事例では、人々が一個の巨大な光を放つ物体が、突然ものすごい速度で水中へと落下するのを目撃する。この現象は大勢の人達が目撃している事も多く、同じ場所で繰り返し起きる事も多く隕石などとは考えにくい。

カナダ東部ノバスコシア州は何年にもわたって、このような目撃情報が多く、特に有名なのがシャグハーバーUFO事件、1967年10月4日シャグハーバー周辺の住民が強烈な光を放つ物体が降下して水面を激しく打つのを目撃し、浜辺には群衆が殺到し、黒い水中で発行物体の一個が浮き沈みするのを見守った。

 

カナダ騎馬警察のロン・オブライエン巡査がメール・スター紙記者に「海岸から半マイル先の海面に漂っている一個の光体を見ました」と語っています。

 

救助などの名目でボートが漕ぎ出されましたが、彼らが発見したのは80フィート(約25メートル)ほどの水域にわたって海面がブクブクと泡立ちたぎっていた事だけだった。その泡の水域は黄色がかっていたが、そのような水面を見たのは初めてだとブラッド・フォード・シャンド隊長は語っています。他の目撃者たちも進み出て報告に協力してくれました。彼らは60フィート(約18メートル)ほどの長さの光点の列をつけた黒ずんだ物体が水面を打ち、数分間漂った後に沈んでいったという。

 

 

こういった事実を総合すると、出所も正体も、そして目的も不明の堅牢な物体が、この地球の各大洋で我がもの顔に活動しており、事によると、大洋の底に秘密の基地さえ持っているのかもしれないと思われてくる、近年アメリカは高額の費用を投じて綿密な海洋調査をいくつか計画している。ある調査計画では、宇宙飛行士を大洋の底へと下ろす予定である。これらの計画は、確かに私たちの大洋に関する知識を増大させるだろうし、ことによると、ミステリーに対する思いもかけぬ回答を用意してくれるかもじれないとジョン・キールさんは語っています。 

 

 

今回は不思議現象ファイルから未確認潜水物体に関して紹介しましたが、この本の内容としては、未確認海洋生物やその他の様々な不思議現象について書かれています。ジョン・キールさんも、この本のテーマは異常な物体ではなく、異常な生物に重点をおく。UFO水没に関する興味深い情報、確実な報告などは山ほどあり、いくらでも得られると書いていますので、また改めて異常な生物についても紹介したいと思います。興味があったらとても面白いので一度読んで見てはいかがでしょうか??

 

でわでわ。